システム開発と人材育成

日本では情報活用能力の低い人材がまだまだ多く、今後は情報を効率的に集めたり活用したりできるシステム開発・運用を行える人材や、ITスキルの高い人材が重宝されることは間違いありません。

政府もその点で危機感を示しており、グローバル化、IT化の波に埋もれないための人材育成を課題として挙げています。特に自動車業界、化学業界等で調査すると、デジタル化に対応できる人材、すなわちIT人材が強く求められていることが分かると結論付けています。では政府としてその人材育成にどのような支援を施しているのでしょうか。

人材育成の基礎に当たるのが、教育機関です。

ですから中学校や高校でプログラミングの授業を行ったり、データサイエンスの教科を設けたりしています。また社会人については、情報活用能力を並行して身に付けるように促しています。

特にIT業界で活躍できそうな人材に対しては、ITスキルを習得しつつ、業界の専門知識も学ぶように勧めています。このような政府の取り組みを見ても分かるように、日本国のIT化が推し進められています。

それだけ海外に比べてIT活用能力が低いまま過ごしてきたわけですが、これからは情報活用能力の底上げが期待できそうです。日本のイノベーションは企業のトップ層の認識改革に加えて、若手が成長しなければ実現できません。その成長を助けるツールこそITなのです。

ITを積極的に学んでいる人たちには特徴があります。

それは、課題を設定する能力やコミュニケーション能力に長けているというものです。これらの能力とITスキルとの間に因果関係は無いでしょうが、優秀な人材であればITのスキル以外にも優れた能力を有しているということです。彼らはいずれリーダーになる人材でしょうから、明確なビジョンと強い意志も求められることでしょう。