スマートスピーカーの技術

スマートスピーカーの技術はSiriがベースになっていますから、AIの音声認識技術が中核にあります。

しかしそれだけならば、ユーザーの声を認識することは出来ても、それ以上のパフォーマンスは見せられないはずです。

スマートスピーカーには質問応答技術も組み込まれています。

この技術は、統計学、確率をベースに開発されています、つまり人間のように意味を理解して言語を処理しているわけではなく、ユーザーが話した単語の組み合わせから、回答パターンを選び出しているに過ぎないのです。ですから人間のように一問一答のレベルを超えて会話することはできません。

さて、スマートスピーカーはAIを売りにしていることから、中身がAIであることを誰もが認識できますが、AIが組み込まれているとは知らずに使っているものも、実は沢山あるのです。

まず最初にご紹介したいのは、身近な例ではありませんが、社会インフラに関する技術です。電力、ガス、通信といったインフラは、途絶えてしまうと社会に大きな影響を与えます。故に、「予兆検知技術」が大いに役立つことになります。またンフラは大量のデータを基に運用されているという性質上、数値とは相性が良いのです。

しかしこれまで本格的にAIが導入されることはありませんでした。

理由は合点がいくものです。インフラに頼り切っている製造業は、古い機器を使い続けているところも多く、中々新しいインフラに対応できないという声が各業界であがっていたためです。また、中小企業であっても、社内のインフラに関するデータを外部に漏らしたくないというところもあります。ただインフラも国際競争が増している中、日本だけAIを導入しないわけにはいきません。

AIを導入しなければ、機械の寿命が分からず、突如故障してしまう恐れがあります。そうなると、当然インフラが止まり、市民生活はもちろん、企業の設備も稼働しなくなります。

インフラの信用は、そのような状況への備えも影響するのです。

予兆検知技術について具体的に見ていきましょう。

そもそも設備保全は大別すれば2種類あります。

1つは故障後の原因究明に当たる事後保全、もう一つは故障しないように予め行う予防保全です。予防保全を万全にすれば、万一故障しても修理箇所が明確ですからすぐに稼働できます。

他方、事後保全は故障してから原因究明までに時間を要します。

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